2010年10月9日土曜日

「憧れのオバマになりたい!」整形手術を決意した男性―中国

 「憧れのオバマ大統領になりたい!」と5万元をかけて整形手術をしようとした湖北省武漢市の男性が、「あんたは単純すぎ」と妻の猛烈な反対に遭い夫婦ゲンカに発展したという出来事が中国新聞網をはじめとする中国国内メディアで伝えられた。男性にはただ「似ている」というだけではない他の理由もあったようだ。

 武漢市に住む48歳の皮さんは、安月給の工事現場の警備員だ。2008年にアメリカ大統領となったオバマ氏を「眉毛や鼻、目がそっくり」という理由で「崇拝」してきたという。当初は「なんとなく」似ている程度で満足だった彼だが、今年の3月にあるものを目にしてしまってから考えが変わった。

 何気なく見ていたテレビに、インドネシアのカメラマンが登場した。彼はオバマ氏に非常によく似ていたのである。「オバマ似」のカメラマンは東南アジアを股にかける活躍を見せ、コマーシャル撮影などでがっぽり収入を稼いでいるというのだ。そんなサクセスストーリーを目の当たりにしてしまった月給1000元にわずか20平方メートルの家という苦しい生活の皮さん、「よし!人生変えたる!」と一念発起したのである。

 整形手術の相談のために病院へ行くと、手術には5万元の費用がかかると言われた。がっぽり稼げればその程度の先行投資は…と胸の内を妻に話してみた。すると「あんた単純すぎ!地道に生きなさいよ。そもそも、ずっとその顔でやってきたのにいまさら家からオバマが出てきたら気持ち悪いわ」と猛烈な反対に遭ってしまったため、大ゲンカになってしまった。

 1人のあまりにも単純な「アメリカン?ドリーム」は、夫人の理解を得られないまま、夢と消えそうだ。(編集担当:柳川俊之)

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引用元:三國志 専門サイト

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